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おやすみなさいのそのまえにのストーリーは?

  病院や療養施設において

      母から読み聞かせをしてもらった

         思い出を胸に構成しました。

  

 童話集「おやすみなさいのそのまえに」は 

                      幼ない子どもたち

     小学校の低学年のみなさん

       そして高学年のみなさん

     中学生の皆さん

   が、この一冊で楽しめるお話を集めました。
       
  そして

    展示の童画をすべて掲載!

      

                                        しました。 

   

                                

 

 

 
   子どもたちは動物なとふしぎな主人公に

           「なぜ?」・・・。「どうして?・・・」と興味を示します。        

  そんなときは、ゆっくり、童画を見ながら、お子さんとの会話をはじめてください。

  お父さん、お母さん、ご家族のみなさんのたのしい時間がはじまります。

 

 「なぜ?」は、子どもたちの「ゆめ」を

       広げるおかあさんやお父さんへのメッセージです。



くもの上の運動会 幼児〜

「おかえりなさい」

たっちゃんはお父さんが大好きです。
「ねえ、ボールであそぼう」
「きょうはだめだ。たっちゃん。ゴメンね」
お父さんはお母さんとお話をはじめました。
「たっちゃん。飛行機に乗らない」
たっちゃんはお父さんの膝に座りました。

カミナリさまと子ねこ  小学校低学年〜

空の上カミナリ様が住んでいました。
ちかごろ、 カミナリ様は雨が降らせず、元気がありません。
仲良しの風の神様が神様の集まりに行こうとやって来ると 、おおきなおなかを
ぺっちゃんこにして大声で泣き出しました。
風の神様はカミナリ様をふとんに寝かせ、神様の集まりに出かけました。
すると仲間の神様たちがカミナリ様の悪口を言いだしました。
風の神様はおもしろくありません。

いたずら小僧  小学校高学年〜

俺はタヌキ。
俺と両親はひと山越えた森に住んでいた。
ところが大きないくさがあって古いお寺に住みついた。
和尚はたいそうお経好きだった。
和尚は朝、鶏が鳴くと大声でお経を唱え、そして夕暮れにはカラスと声を競い、
木魚をポンポン鳴らしていた。
俺がそんな和尚と出会ったのはわんぱくざかりのころだった。
「和尚、この子タヌキこらしめてくんろ」
「ニワトリは追いかけるわ、畑は食い荒らすわ、どうしょうもない」
「ほんに鼻息の荒いやつじゃ」
手足をきつく捕まれて俺は石臼のような和尚をにらんだ。
しかし、和尚はニコニコしてまったく動かなかった。
「クソ坊主!」
俺はシッポで和尚の顔をたたいた。ところが和尚はますます目をドジョウのように
細めて笑っていた。

牛の目地蔵  小学校高学年〜

「おい、こら待て!」
「いや〜だよ!」
山奥 の小さな村ではよそものをワイワイガヤガヤ追いかける遊びが伝わって
いました。そしてこどもが生まれると
「おお、シカのような長い足だ。こりゃあ、早いぞ」
「クマのような丈夫な体だ。めでたい」
にやってきた。ところが、その村では
と喜んでいました 。そんなある日
男が重たい荷物を牛にくくりつけ、村の入り口までやってきました。
男は汗を拭きながら
「ああ、喉が渇いた。あそこで休ませてもらおう。お前もいっぱい水を飲ませて
やるぞ」
と牛を木につなぎ、ハアハア息を切らせ一軒の家に立ち止まりました。

ふしぎな森のなかまたち  小学校低学年〜

西の空にキラりと輝く小さな星があります。
これからその星のハンスという男の子のお話をしましょう 。
ハンスの住む森は野イチゴやぶどうがたくさんとれました。お母さんとハンスは
毎日この実を摘んで、暮らしていました。ふたりはいつものように森に出かけました。
「ぼく、キノコを探してみるよ」
遠くへ行っちゃだめよ」

沙漠にふる雪  小学校高学年〜

コロンはもうすぐ10歳になります。
今日もお父さんは砂漠のむこうの村へ出かけていきました。
「砂漠のむこうに行ってみたい」
「そうだ! カシムじいさんに聞いてみよう」
コロンは一目散に駆け出しました。
そしてカシムじいさんの家に飛び込みました。
「コロン、どうした?」
コロンはとぎれとぎれに
「砂漠のむこうのお話が聞きたいんだ」
と言いました。 カシムはわらいながら
「コロン、わしは若いころ、広い砂漠でいろんな人に会った。珍しいものもたくさん
見た。そりゃ〜あ、たのしかった。ある町は日が沈まないんじゃ。大勢の人が大声
で歌い踊るんじゃよ」
コロンはカシムじいさんに顔を近づけました。

ぼく、本だいすき  小学校高学年〜

「幸太君、さあ、読んで」
「りょ・・・猟・・・
師はふぶきの・・・・・・・の」
「どうしたの? がんばって」
「・・・・・・・・・あの」
幸太は学校が終わると公園に走っていきました。そして
「こんなに大声が出せるのに! くやしいなあ」
と、くつを空にけとばしました。

以上の作品の絵や文の著作権は作者にあります。



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